2006/5/21早朝のシュワスマン・ワハマン第3彗星


撮影日時：(C核)2006年5月20日 26:33から26:44にかけての2分露出4コマをコンポジット
(B核)2006年5月20日 26:51から26:57にかけての2分露出4コマをコンポジット
光学系：タカハシ16cmイプシロン (f=530mm, F3.3)
アイダスLPS-P1光害カットフィルタ使用
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ：ニコンD70 (改造)
撮影地：富士山須走口五合目

カメラ設定：記録フォーマット…12bit CCD-RAW→16bit TIFF(3008×2000)変換
CCD感度…ISO1000相当


撮影メモ： 悪天候が続き，約2週間ぶりに捉えたシュワスマン・ワハマン第3彗星のC核とB核です。 それぞれうお座とペガスス座にほぼ南北に並んで位置しており，両者の離角は約5.5度です。 5/11の地球最接近を過ぎて急速に遠ざかり，C核は約7等，B核は9等級で観測されました。 低空のもやと下弦の月の影響があり，眼視ではコマの存在を認めるのが精一杯で，ダストテイルは全く確認できませんでした。
C核は中央集光がしっかりしているのに対して，B核は細長いぼんやりした外観です。 ともに写真では20〜30分ほどの長さのダストテイルが伸びていることがわかります。


2006/9/23のシュワスマン・ワハマン第3彗星
2006/5/3〜4のシュワスマン・ワハマン第3彗星


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