2016/1/16, 1/17早朝の2013UC10カタリナ彗星



撮影日時:2016年1月15日 28:03から28:25にかけての3分露出8コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (f=1600mm, F6.3)
バーダープラネタリウムUV/IRカットフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Pictor 201XTにて完全自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノンEOS Kiss X5 (クリアフィルタ改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5184×3456)変換
感度…ISO3200相当




2夜の変化(530mm直焦点)

撮影日時:(上) 2016年1月15日 27:07から27:52にかけての4分露出12コマをコンポジット
(下) 2016年1月16日 26:12から26:57にかけての4分露出12コマをコンポジット
光学系:タカハシ16cmイプシロン (f=530mm, F3.3)
アイダスLPS-P2-FF光害カットフィルタ使用
タカハシJP赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノンEOS Kiss X4 (改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5184×3456)変換
感度…ISO1600相当




カタリナ彗星とM101 (1/17早朝)

撮影日時:2016年1月16日 26:35から27:28にかけての4分露出6コマコンポジット(恒星基準)の
2フレームをモザイク合成
光学系:ボーグ67FL,フラットナー使用 (f=324mm, F4.8)
バーダープラネタリウムMoon&Skyglowフィルタ使用
タカハシJP赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノンEOS 6D (改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5472×3648)変換
撮像サイズ…35×24mm,感度…ISO3200相当



撮影メモ: 1/16から1/17早朝,地球に最接近した2013UC10カタリナ彗星は,北斗七星の柄を作るミザールとアルカイドの間に位置し,1/17早朝にM101(回転花火銀河)と約2度まで接近する様子が見られました。 彗星のコマの視直径は約15分,光度は5〜6等級で,南の方向に勾玉状に大きく湾曲したダストテイルが,西の方向に淡いイオンテイルが5度ほど伸びています。 イオンテイルは肉眼では確認できませんが,2夜の画像を比較すると大きく形状が変化しており,1/17早朝には,大きく蛇行した尾の途中にくびれのような構造が確認できます。
※1枚目:焦点距離1800mm相当にトリミング(写野角0.70×0.47°)
※2枚目:焦点距離570mm相当にトリミング(写野角2.24×1.33°)
※3枚目:写野角8.19×4.22°




2016/2/7の2013UC10カタリナ彗星

2016/1/9早朝の2013UC10カタリナ彗星のスペクトル


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