星景写真集Part 3・月夜の風景
大火流(くだ)る


撮影日時：2001年9月23日 19:53〜20:43（露出50分）
光学系：SMCペンタックス 300mmF4.0（絞りF4.0開放）
カメラ：ペンタックス６７
フィルム：フジクロームベルビア
撮影地：山梨県大泉村


撮影メモ： 西の空，南アルプスの稜線に向かって沈んでゆく赤い光跡は，さそり座のアンタレスです。 このときは月齢6の月がすぐ近くに輝いており，アンタレスが山の向こうに隠れてからも，あたりを明るく照らしていました。
アンタレスはその印象的な赤い色から，中国では古く｢大火｣と呼ばれます。 この大火が西の空に傾くことを「大火流る」といい，秋の訪れの表現として，しばしば漢詩などに詠われています。


有明月・火星・金星の接近
相模平野に浮かぶ月


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