クラビウス〜シラー方面



撮影日時:2011年4月14日 22:27, 22:30(録画時間各30秒)
2フレームをモザイク合成
光学系:笠井20cmニュートン反射(NERO-200DX)+LV25mmアイピース(48倍)でコリメート撮影
合成焦点距離3072mm (35mmフィルム換算20880mm)
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
デジタルビデオカメラ:キヤノンiVIS HF-S10
撮影地:茨城県日立市

カメラ設定:画質モード…MXP(17Mbps),撮影モード…プログラムオート
レンズ…f=64mm (35mmフィルム換算 f=435mm),絞りF2.8開放
Registax6にて987コマ,1160コマをスタック,ウェーブレット変換処理



撮影メモ: 月面南西部の山岳地帯です。巨大なクラビウスの西方にある細長いクレーターは直径179kmのシラーです。 月は常に同じ面を地球に向けていますが,わずかに首振り運動をしており,これを「秤動」といいます。 この秤動のため,普段は見られない月の外縁部の地形を観察することができます。シラーは外縁近くにあるため, 秤動によってその形がかなり変化します。



地 形 案 内
Index Map
INDEX名  称クレーター直径
1クラビウス(Clavius)225km
2ロンゴモンタヌス(Longomontanus)145km
3ティコ(Tycho)85km
4ヴィルヘルム(Wilhelm)107km
5シャイナー(Scheiner)100km
6ブランカヌス(Blancanus)105km
7クラプロート(Klaproth)119km
8モレトゥス(Moretus)114km
9シラー(Schiller)179km
10ミー(Mee)132km




シッカルト〜シラー方面

バイイ方面


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