火星の自転(3枚組)



撮影日時:1999年4月30日, 時刻は写真中に記載
20:50は露出1秒と2秒の2コマをコンポジット処理,
22:32と23:55は露出2秒の2コマをコンポジット処理
光学系:タカハシ12.5cmフローライト屈折,XP3.8mm引伸法 (合成20000mm, F160.0)
五藤光学MX-II赤道儀にて自動ガイド
カメラ:ビクセンVX-1
フィルム:20:50はフジカラーSuperG Ace 400,
22:32と23:55はフジカラーSuperG Ace 800
撮影地:山梨県大泉村



撮影メモ: 5月2日の地球最接近の2日前に追跡した火星面の変化です。写真中に記載したLは,火星面中心の経度(中央経度)を表します。
火星の南半球に見られる大きな黒い舌状の模様は「大シルチス」と呼ばれ,小口径の望遠鏡でもはっきり見ることができます。 火星は地球とほぼ同じく,約24時間40分の周期で自転しており,この火星の自転に伴って,大シルチスが移動してゆく様子がわかります。




2001年の火星

2023年シーズンの木星観測画像


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