冬の天の川と黄道光



撮影日時:2001年9月23日 28:18〜28:28(露出10分)
光学系:MDフィッシュアイ 16mm F2.8(絞りF4.0)
五藤光学MX-II赤道儀にて自動ガイド
カメラ:ミノルタXD
フィルム:フジカラーSuperG Ace 800
撮影地:山梨県大泉村



撮影メモ: 9月下旬の夜明け近くに,東の空を撮影したものです。低空には明けの明星・金星が顔を出し,左上から右下に向かって,冬の天の川が流れています。 この天の川と交叉するように,金星のあたりから右上に向かって淡い光の帯が伸びています。 これが太陽系内のちりによって太陽光が散乱されて観測される「黄道光」です。
黄道光は私達の太陽系の惑星の軌道面を示しています。そして太陽系が含まれる銀河系の円盤面が天の川です。 この写真によって,太陽系と銀河系,両者がなす角度を直に見ることができるわけです。




冬の大三角付近の天の川

冬の天の川と対日照


御意見,御感想をお聞かせください。 →メールはこちらまで・・・

Copyright(c) 2001 by Naoyuki Kurita, All rights reserved.
ホームページ 天の川写真集