皆既月食・月の動き(2022/11/8)


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月食中の月の動き(地球影基準)

撮影日時:2022年11月8日 18:20〜21:40の7画像を合成,
1/1250〜8秒露出の各5〜9コマを
Nik Collection HDR Efex Pro2でHDR合成
光学系:ビクセン20cmバイザック(1800mm,F9.0)
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:福島県古殿町・三株高原

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(7360×4912)変換
撮像サイズ…FXフォーマット(36×24mm)
感度…IS800,ホワイトバランス…太陽光



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皆既中の月の動き(星野基準)

撮影日時:2022年11月8日 19:20, 20:00, 20:40 (露出各2秒)
以上の3コマをモザイク合成
光学系:ビクセン20cmバイザック(1800mm,F9.0)
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:福島県古殿町・三株高原

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(7360×4912)変換
撮像サイズ…FXフォーマット(36×24mm)
感度…IS800,ホワイトバランス…太陽光



撮影メモ: 1枚目は,2022年11月8日の皆既月食を捉えた7枚のHDR合成画像を,地球の本影を基準とし,各時刻に対応する位置に従って合成した画像です。 月は画面の右から左に向かって移動し,破線の円で示した地球の本影に対する約2時間20分に渡る月の動きを示しています。 今回の皆既月食では,月は地球影の北側を,北東の方向に通過していったことがわかります。
そして2枚目の画像は,皆既の開始直後,食の最大,終了直前の3枚の月の画像を,背景の恒星を基準にモザイク合成したものです。画像中には,8等以上の恒星名と等級を示しています。 皆既中の月は,おひつじ座東部を北東の方向に約40分移動し,この間,GSC1224.1264とGSC1224.346の,2つの7等星の恒星食が発生しました。 そして皆既の終了直後,画像の左端に見える天王星食が起こりました。
 ※月および地球影の動きはアストロアーツ/ステラナビゲータ11でシミュレートしました。




皆既月食経過・HDR合成画像(2022/11/8)

皆既月食経過の連続合成画像(2021/11/8)


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