皆既月食経過・HDR合成画像(2022/11/8)


※各フレームをクリックすると大きい写真がロードされます。


撮影日時:2022年11月8日・露出を変えた各4〜9コマを
Nik Collection HDR Efex Pro2でHDR合成
光学系:ビクセン20cmバイザック (1800mm, F9.0)
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:福島県古殿町・三株高原

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(7360×4912)変換
撮像サイズ…FXフォーマット(36×24mm)
感度…ISO800,ホワイトバランス…太陽光



撮影メモ: ここに示した2022年11月8日の皆既月食の組写真は,月食時の大きな輝度差を表現するため,露出を数段階に渡って変えて撮影した複数の画像をHDR(ハイダイナミックレンジ)合成したものです。 部分食の際にも肉眼ではこの画像のように,影の部分と欠けていない部分の月面の模様を明瞭に確認することができます。
これらの画像から,地球影による欠け際付近が青味がかった色をしていることがわかります。 これはデジタル画像が一般的になってから注目されるようになった現象で,「ターコイズフリンジ(Turquoise fringe)」と呼ばれます。 地球大気高空のオゾン層を通過した太陽光に起因すると考えられています。
※すべての写真は北を上に向けて掲載しています。




皆既月食経過(2022/11/8)

皆既月食・月の動き(2022/11/8)


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