1999/9/11の火球に伴う流星痕



撮影日時:1999年9月11日 23:22〜23:27(露出5分)
光学系:SMCペンタックス165mm F2.8 (絞りF2.8開放)
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
カメラ:ペンタックス67
フィルム:エクタクロームE200 (+1増感)
撮影地:長野県小海町



撮影メモ: 1999年9月11日に北八ヶ岳で撮影中,東の空に約-5等級の火球が流れ,流星痕が観測されました。 この写真は火球出現10秒後から5分間露出したものです。写真の下が東の地平線方向にあたり,やや上方に見える明るい星は土星, 撮影写野はくじら座とおうし座の境界付近に相当します。
火球は東の地平線とほぼ平行に北から南に向かって流れました。高空大気の流れに沿って,流星痕物質が拡散していく様子がわかります。
火球経路図

火球の経路図

太い矢印が火球本体の推定経路,細い線は写真から推測される
流星痕物質の拡散方向を表す。
経路の前半では上の方向に,後半では下方向にそれぞれ拡散している。




2000年のしし座流星群

'98しし座流星群


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