2023/1/20〜21の2022E3 ZTF彗星


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24時間の変化(530mm直焦点)

撮影日時:上:2023年1月20日 26:57から27:42にかけての5分露出10コマをコンポジット
下:2023年1月21日 25:53から26:38にかけての5分露出10コマをコンポジット
光学系:タカハシ16cmイプシロン (530mm, F3.3)
アイダスLPS-D1光害カットフィルタ使用
タカハシJP赤道儀+SBIG STVにて完全自動ガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI2600MC Pro (冷却温度-25℃)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…16bit FITS→16bit TIFF(6248×4176)変換
撮像サイズ…23.5×15.7mm,ゲイン…100



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コマのクローズアップ (1600mm直焦点)

撮影日時:左:2023年1月20日 27:10から27:54にかけての4分露出12コマをコンポジット
右:2023年1月21日 26:50から27:35にかけての4分露出12コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
アイダスLPS-P1光害カットフィルタ使用
ミードLX200赤道儀+Lacerta M-GENにて完全自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4080×4080)変換
撮像サイズ…20×20mm
感度…ISO4000相当,ホワイトバランス…太陽光

ステライメージ9.0にて回転アンシャープマスク処理(回転角0.9°)



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324mm直焦点

撮影日時:2023年1月21日 26:05から27:22にかけての4分露出20コマをコンポジット
光学系:ボーグ67FL,フラットナー使用 (324mm, F4.8)
バーダープラネタリウムMoon&Skyglowフィルタ使用
ビクセンアトラクス赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノンEOS 6D (改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5472×3648)変換
撮像サイズ…35×24mm,感度…ISO2500相当



撮影メモ: 2023年2月の地球最接近に向けて,2022E3 ZTF彗星は順調に増光しており,この日のコマは6等級で観測されました。 このとき彗星は夜半過ぎの北東の空,うしかい座の最北部からりゅう座の領域にかけて北上中です。 コマの視直径は約20分あり,双眼鏡で楽に確認できます。24時間で,西北西に伸びるイオンテイルが大きく変化していることがわかります。 また,東の方向に淡いアンチテイルが確認できます。
1枚目:写野角2.4×1.6°
2枚目:写野角0.7×0.7°
3枚目:写野角5.9×3.9°




2023/1/28の2022E3 ZTF彗星

2023/1/2早朝の2022E3 ZTF彗星


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