2013/12/1早朝の2013R1ラブジョイ彗星とそのスペクトル



撮影日時:2013年11月30日 28:07から28:41にかけての3分露出12コマをコンポジット
光学系:タカハシ16cmイプシロン (f=530mm, F3.3)
アイダスLPS-P2-FF光害カットフィルタ使用
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノンEOS Kiss X4 (改造)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5184×3456)変換
感度…ISO1600相当




光学画像
(白い枠はスペクトル撮像時のスリット位置を示す)

撮影日時:2013年11月30日 28:09から28:10にかけての30秒露出2コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン+レデューサレンズ (1250mm, F5.0)
ミードLX200赤道儀+Pictor 201 XTにて完全自動ガイド
冷却CCDカメラ:SBIG ST-402ME (冷却温度-25℃)
撮影地:山梨県北杜市大泉町


スペクトル画像と強度分布

撮影日時:2013年11月30日 28:00から28:02にかけての1分露出2コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン (2500mm, F10.0)
+SBIG DSS7分光器 (スリット幅0.05mm)
ミードLX200赤道儀+Pictor 201 XTにて完全自動ガイド
冷却CCDカメラ:SBIG ST-402ME (冷却温度-25℃)
撮影地:山梨県北杜市大泉町




撮影メモ: うしかい座北部に位置するラブジョイ彗星の光学画像と,分光器によるコマのスペクトル画像を取得しました。
多くの彗星と同様,ラブジョイ彗星のコマにはスワンバンド(swan band)と呼ばれる炭素分子(C2, C3)に由来する複数の発光帯が顕著に観測され, 他にシアン(CN),アンモニアラジカル(NH2)の輝線スペクトルが見られます。
※1枚目:写野角1.5×2.3°




2013/12/7,12/8早朝の2013R1ラブジョイ彗星

2013/11/30早朝の2013R1ラブジョイ彗星


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