イオンテイルの2時間の変化(2004/12/18)
撮影日時: | 2004年12月18日,時刻は写真中に記載 |
| 4分露出4コマをコンポジット(左),5分露出4コマをコンポジット(右)
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光学系: | ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3) |
| ミードLX-200赤道儀+Pictor 201XT にて完全自動ガイド |
デジタルカメラ: | フジフイルムFinePix S2Pro |
撮影地: | 山梨県北杜市大泉町 |
カメラ設定: | 記録フォーマット…12bit CCD-RAW→16bit TIFF(3024×2016)変換 |
| CCD感度…ISO1600相当,ホワイトバランス…オート |
※ステライメージ4にてローテーショナル・グラディエント処理
撮影メモ:
この写真は焦点距離1600mmでクローズアップしたマックホルツ彗星の核近傍を2時間の間隔をおいて撮影したものです。
北東の方向に伸びるイオンテイルの微妙な波状構造を強調するため,ローテーショナル・グラディエント処理を行っています。
左の22時の画像ではコマのほぼ中心から尾が伸びているように見えるのに対し,右の24時では中心から外れたところから伸びています。
これは彗星核の自転に伴い,尾の噴出位置が移動したことによる変化と思われます。また,尾の広がり方や幅もわずか2時間でかなり変化していることがわかります。
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