幻日



撮影日時:2002年1月19日 16:13(露出1/2000秒)
光学系:f=6.2mm F8(35mmフィルム換算 f=40mm)
デジタルカメラ:カシオQV-2800UX
撮影地:山梨県大泉村

カメラ設定:画質モード…1600×1200 FINE
CCD感度…ISO80相当,ホワイトバランス…太陽光




幻日のクローズアップ

撮影日時:2002年1月19日 16:13(露出1/1500秒)
光学系:f=14.8mm F8(35mmフィルム換算 f=100mm)
デジタルカメラ:カシオQV-2800UX
撮影地:山梨県大泉村

カメラ設定:画質モード…1600×1200 FINE
CCD感度…ISO80相当,ホワイトバランス…太陽光



幻日発生の説明図
氷晶による幻日発生の原理
 上空に漂う氷の結晶がある条件で分布すると,太陽の両脇に2つの太陽のような光の塊が見えることがあります。 この写真は西に傾いた太陽の左側に現れたもので,「幻日(げんじつ,Parhelia)」と呼ばれます。
 幻日を見せるのは,上空に分布する,底面を地面と平行にそろえた氷の結晶です。 氷晶がランダムに分布していると,太陽光による22度の屈折光はあらゆる方向に見られ,太陽を取り巻く半径22度の「日暈」になります。 しかし底面が地面に平行になっている結晶が多い場合,太陽の左右に22度離れた場所からの屈折光のみが強く観測者に届くため,この写真のような幻日が観測されます。 氷晶がきれいに配向しているほど幻日は小さく,明るくなります。虹のように何色かの色が分離して見えることもあります。

幻日の他の画像




外接ハロ

幻月


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