【簡単な説明】 2018年1月31日に,好条件で観測された皆既月食のハイダイナミックレンジ(HDR)合成画像を,地球影を基準として並べたもの。天の北極を上に向けて掲載している。
月は約1時間50分をかけて,写真の右から左へ,地球影のやや南よりを通り抜けた。
欠け際近くの影がやや青みがかって見える現象は「ターコイズフリンジ(Turquoise fringe)」と呼ばれ,地球大気のオゾン層を通過した太陽光の影響と考えられている。
【撮影条件】 管理者用ID: 18n01-105-114, 239-244, 392-399
撮影日時…2018年1月31日 21:34, 22:30, 23:25に撮影の3画像を合成(右から左へ)
21:34... 1/250〜1秒まで,1EVステップの9コマをHDR合成
22:30... 1/4〜8秒まで,1EVステップの6コマをHDR合成
23:25... 1/125〜1秒まで,1EVステップの8コマをHDR合成
光学系…ビクセン20cmバイザック(VC200L)で直焦点撮影 (1800mm, F9.0)
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ…ニコンD810A
(ISO800相当,14bit CCD-RAW形式で記録)
撮影地…茨城県ひたちなか市 平磯