NGC7027のスペクトル


撮影日時：2024年12月27日 17:48から17:52にかけての10秒露出4コマをコンポジット
光学系：ミード25cmシュミットカセグレン (2500mm, F10.0)
＋SBIG DSS7分光器 (スリット幅0.05mm)
ミードLX200赤道儀にて自動ガイド
冷却CCDカメラ：SBIG ST-402ME (冷却温度-20℃)
撮影地：山梨県北杜市大泉町

※上段はスペクトルの取得画像，下段は擬似カラー処理したもの


NGC7027のスペクトルを分光器で撮像した画像と，それから作成した波長の強度分布図です。 プロファイルには，通常の惑星状星雲に見られる水素原子由来のHαからHγのバルマー系列と電離酸素原子による2本のO IIIの輝線に加え，強度の弱い多数の電離スペクトルが見られます。 NGC7027は極めて初期の惑星状星雲であり，恒星進化の観点から活発に研究されています。

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