NGC4051のスペクトル



撮影日時:2023年2月25日 21:51から22:12にかけての10分露出3コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン (2500mm, F10.0)
+SBIG DSS7分光器 (スリット幅0.05mm)
ミードLX200赤道儀+Lacerta M-GENにて完全自動ガイド
冷却CCDカメラ:SBIG ST-402ME (冷却温度-25℃)
撮影地:山梨県北杜市大泉町

※上段はスペクトルの取得画像,下段は擬似カラー処理したもの



輝線O IIIO III
観測波長λm6574 Å4868 Å4355 Å4966 Å5014.7 Å
文献値λ06562.9 Å4861.3 Å4340.5 Å4959 Å5007 Å
z1.699×10-31.372×10-33.348×10-31.412×10-31.538×10-3
後退速度 v509.2 km/s411.3 km/s1003 km/s423.2 km/s461.0 km/s
推定距離 D2371万光年1916万光年4669万光年1971万光年2147万光年
(平均)2615万光年

z= (λm0)/λ0
v= c*((1+z)2-1)/((1+z)2+1)
D= 3.26*v/H0 (100万光年)
  (c: 光速,H0=70 km/s/Mpc)
NGC4051中心部のスペクトルを取得し,波長の強度分布を示したものです。
活動領域に含まれる星間ガスに由来して,プロファイルには水素原子によるHα,Hβ線の他,電離酸素による輝線が確認されます。 右の表にはこれらの波長の赤方偏移から求めたNGC4051までの距離を示しています。ハッブル定数H0=70 km/s/Mpcとすると, 約2600万光年と求まります。


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