2021年7月〜8月の木星展開画像





撮影メモ: 前ページの2021年の木星観測画像のうち,7月20日から7月24日,および8月3日から8月4日の画像を展開して合成した木星の世界地図です。
今シーズン,大赤斑(GRS)は体系IIの木星経度上でほぼ0度に位置しています。 2020年夏に大赤斑とすれ違った,南温帯縞(STB)上の永続白斑(Oval BA)はゆっくり東(左方向)に移動し,現在大赤斑のほぼ正反対に位置します。 また,その付近に複数の淡い白斑が確認できます。昨年複雑な擾乱が確認された,北赤道縞(NEB)の活動は落ち着きを取り戻し,ほぼ等幅の濃い茶色の帯状に見えます。 NEBのすぐ北側(下側)に,全部で8つの暗斑が不等間隔で全周に渡って並んでいるのが特徴的です。




2021年シーズンの木星観測画像

2020年シーズンの木星観測画像


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