秋の天の川と対日照


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撮影日時:2022年10月29日 22:48から23:23にかけての5分露出8コマをコンポジット
光学系:シグマ4.5mm EX サーキュラーDC, 絞りF2.8開放
アイダスLPS-P2-FF光害カットフィルタ使用
アイベルCD-1ポータブル赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:キヤノンEOS Kiss X4 (改造)
撮影地:福島県古殿町・三株高原

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(5184×3456)変換
感度…ISO800相当



撮影メモ: 魚眼レンズを利用した全天カメラで撮影した,秋の夜空を流れる天の川の全景です。 南の空に,淡い黄道光が伸びている様子がわかります。また,ほぼ真南のあたりに視直径20度ほどの淡い対日照の光芒が確認できます。 太陽系内に分布するちりが太陽光を散乱しているもので,後方散乱による光が他の角度よりも強いため,太陽の正反対の位置(対日点)付近が明るく見えます。 天の川や黄道光よりかすかな光のため,光害のない,極めて透明度の良い夜空で見ることができます。




全天魚眼による秋の天の川

冬の天の川と星座たち


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