部分日食経過(2019/1/6)

※各フレームにカーソルを置くと撮影時刻と食分が表示され，クリックすると大きい写真がロードされます。
上段：白色光画像，下段：Hα単色光


撮影日時：2019年1月6日
光学系：上段(白色光)：ペンタックス7.5cm ED屈折 (500mm, F6.7)
バーダープラネタリウムアストロソーラーフィルタ使用
下段(Hα単色光)：ボーグ45ED II (325mm, F7.2)
コロナド40mm Hαエタロンフィルタ使用
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ：上段(白色光)：ニコンD810A
下段(Hα単色光)：セレストロンSkyris445C
撮影地：茨城県日立市

カメラ設定(D810A)：記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(4800×3200)変換
撮像サイズ…DXフォーマット(24×16mm)
感度…ISO200, ホワイトバランス…太陽光

カメラ設定(Skyris445C)：15フレーム／秒×6秒，露出…1/100秒〜1/200秒
Registax6にて平均80コマをスタック，ウェーブレット変換処理


2019年1月6日の部分日食
(観測地の現象時刻)
サロス系列No.122
(70周期中58回目)
最大食分0.441
部分食の始まり08:44:34 JST
食の最大10:08:22 JST
部分食の終わり11:40:11 JST
撮影メモ： 2019年1月6日の午前中，日本を含む東アジア〜北太平洋で部分日食が観測されました。この日は薄雲が飛来する天候でしたが，何とか全経過を見ることができました。 茨城県日立市では10:00過ぎに最大食分0.44となり，月が太陽の北側を通過しました。 この経過写真は，上段が通常の白色光，下段がHα単色光で撮影したものです。太陽の黒点活動はほぼ極小期を迎えており，この日の太陽面に黒点はひとつも出現していませんでした。 Hα光による写真では，太陽の西縁(右側)に，小規模な活動領域に伴うプラージュが確認できます。



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