2022年11月8日の皆既月食と天王星食(概要)





撮影日時:2022年11月8日
光学系:ビクセン20cmバイザック (1800mm, F9.0)
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:福島県古殿町・三株高原

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(7360×4912)変換
撮像サイズ…FXフォーマット(36×24mm)
感度…ISO800,ホワイトバランス…太陽光



2022年11月8日の
皆既月食
サロス系列No. 136
(72周期中20回目)
最大食分1.359
半影食の始まり17:02.3 JST
本影食の始まり18:09.2 JST
皆既食の始まり19:16.6 JST
食の最大19:59.1 JST
皆既食の終わり20:41.6 JST
本影食の終わり21:49.0 JST
半影食の終わり22:56.1 JST
撮影メモ: 2022年11月8日の夜半前,全国で大変好条件の皆既月食が観測されました。 上半分の写真は赤銅色の皆既状態の画像をはさんだ,月の様子を捉えたものです。関東地方はおおむね好天に恵まれ,月食の全経過を雲に遮られることなく見ることができました。 次ページ以降に,この月食の様子を捉えた写真を掲載しています。
また,今回の皆既月食中には天王星食が同時に起こりました。その潜入,出現時の様子を下半分の連続写真で示しています。視直径約4秒の天王星が,20秒ほどかけて月の向こうに隠れ,再び現れる様子が観測されました。 このような2つの食現象が重なるのは極めて稀で,過去・未来に渡って,数百年〜数千年に一度しか見られません。
※すべての写真は北を上に向けて掲載しています。




最大食分の月とヒアデス・プレアデス(2021/11/19)

皆既月食経過(2022/11/8)


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