皆既月食経過・HDR合成画像(2018/1/31)


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撮影日時:2018年1月31日・露出を変えた各6〜9コマを
Nik Collection HDR Efex Pro2でHDR合成
光学系:ビクセン20cmバイザック(1800mm,F9.0)
タカハシEM-200赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD810A
撮影地:茨城県ひたちなか市 平磯

カメラ設定:記録フォーマット…14bit CCD-RAW→16bit TIFF(7360×4912)変換
撮像サイズ…FXフォーマット(36×24mm)
感度…ISO800,ホワイトバランス…太陽光



撮影メモ: ここに示した2018年1月31日の皆既月食の組写真は,月食時の大きな輝度差を表現するため,露出を数段階に渡って変えて撮影した画像をHDR(ハイダイナミックレンジ)合成したものです。 部分食の際にも肉眼ではこの画像のように,影の部分と欠けていない部分の月面の模様を明瞭に確認することができます。 前半の部分食は薄雲の影響で色が濁っていますが,後半の部分食の欠け際に近い部分は青味がかった色をしていることがわかります。 これはデジタル画像が一般的になってから注目されるようになった現象で,「ターコイズフリンジ(Turquoise fringe)」と呼ばれます。 地球大気高空のオゾン層を通過した太陽光に起因すると考えられています。
※すべての写真は北を上に向けて掲載しています。




皆既月食経過・色彩の変化

皆既月食・月の動き(2018/1/31)


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